コラム｜岐路
尾道・松永の美容院・美容室 Ravish（ラヴィッシュ）

今年は十数年ぶりの大雪にも見舞われたりもしたが、しかし3月にも大雪の可能性があるようなので、まだ気は緩めれないよねぇ(;^_^A

さて二月も終わりに近づき早くも3月！　あっという間に新年度が始める季節になってきた。進級に進学、また新入社員として初めて社会人になる人と 新たな人生の岐路に立つ人も多いことだろう。
この時期になるといつも思い出す言葉があるんだけど、本田静六氏の『人生の最大幸福はその職業の道楽化にある。富も名誉も美衣美食も、職業道楽の愉快さには遠く及ばない。』という言葉だ。

職業の道楽化というのはその名の通りで、自分の持つ職業を苦労としないで、楽しみに道楽としてやっている事と同様に、仕事を道楽にするという事なんだけど、私が頭の中で描く物とは少し違っていて（笑）本田静六氏のいう職業を道楽化するための方法の一つ、それは【勉強！】だそうだ。

静六氏がいう道楽化というのは、どんな仕事でも同じことが言えると思うんだけど、はじめの間こそ多少の苦しみや辛さはあるが、すべての歓喜も幸福も努力を通して初めて得られる事を自覚し、自分の職業を天職と確認する中で、迷わず専心努力するにおいて『断じて行えば鬼人も之を避く』といわれるように、いずれ必ず仕事がよくわかってきて上手になる。
そして上手になるに従い、初めは自分に適していないように思っていた仕事も、次第に自分に適するようになり、自然と職業に面白味が生じてくるのでる。そうして成功を収めた人は決してその職業を月給のためや、名誉のためだけでやってきた人ではなく、必ずその職業に趣味（おもしろみ）を持ち、道楽的に励んだ人に相違ないのである！といわれているにでる。

さらに、もう一つが【継続】だそうだ。サラリーマンでも、商人でも、学生でも、お百姓でも、その他いかなる職業でも、少しの努力を続ければ、必ずその職業に面白味が生じ、道楽化することができるという。
どんな単調な仕事でも、長く続けるとそこに面白味を見つける出すことが出来る。『この世に継続に勝るものは無い。』という言葉もあるように、継続こそが 凡人が天才や秀才に勝てる唯一の方法なのだと。
傍目にはどんなにつまらない仕事に見えようとも、それを何年、何十年と続けることにより、その道のプロになる事が出来る。そしてそこに趣味（おもしろみ）を見つける事が出来、味のわかる粋な大人になれるように思う。

仕事が道楽！といえる人でありたいねぇ！(*^-^*)

(2月下旬)

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