コラム｜雨も滴る。。。
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雨も滴る。。。とは言うけれど 土砂崩れが起きてしまうほど 集中豪雨になっているようで。。。しかも降ってる所と降ってない所の差が著しい！ なんか私が子供の頃の梅雨の雨とはちょっと違ってきてるような気がするんだよねぇ。

ここ近年 この時期から夏にかけての雨の降り方は「ゲリラ豪雨」と称されるように 赤道近くの熱帯地域に見られる「雨季」に似てる気がする。

さて 最近「〇活」と言葉が流行っているのか よく耳にするんだけど そんな中 「涙活」というのがある。
以前 TVでも紹介されて観たことはあるんだけど 「涙活」とは その名の通り涙を流す活動の事。

この「涙活」はスポーツなんかでも取り入れられてて 早稲田大学のラグビーチームでは 大事な試合の前には必ず「涙活」を行うという。
試合会場のグラウンドで出る前に 控室で監督が選手に向かって感謝の言葉を送り 彼らを泣かせるように仕向けるという！ それで選手たちがひと通り泣き終わると それまで緊張で強張っていた顔が柔和な感じになるそうだ。 つまり彼らは「泣く」事で 極度の緊張状態から解放されて 最もよいパフォーマンスを生み出せる良い緊張状態へとなったと考えられるわけだ。

一般的に 過度のストレス状態になった選手は練習の半分もパフォーマンスを出せないとも言われている。
だからこそ 練習の成果を最強の状態で発揮できる良い緊張状態を作りだしていく術を 色々を試行錯誤しながら行うわけだが 「涙活」は「泣く」だけで ストレスを解消できるとても良い方法のようだ。

「情動の涙」というのは 怒りや悲しみ 感動などによって流す涙なんだけど たったひと粒の「涙」が零れ落ちた瞬間 人はそのストレスから解消され リセットされるといわれている。
理由は「涙」は副交感神経が活発化しないと流れないとされているからで 交感神経から副交感神経に切り替わった証拠そのものが「涙」を流すことだそうだ。
だからたったひと粒でも「涙」が流れれば 少なくとも脳はリラックス状態になっているという。

また少し余談なんだけど 声を上げて「号泣」する人ほど 免疫力が強いというデータもあるようだ。

子供の頃は誰もがすぐ泣いた。しかし大人になるにつれて泣くことが少なくなる。
感じる心という「感性」が豊かでないと泣く事は出来ないといわれる。子供の頃に持っていた純粋な感性のまわりに 大人になるに従って 「大人（男）は泣くもんじゃない」とか「人前に涙は見せるのは恥ずかしい」などの気持ちが鎧となってしまっている。

感動が極限に達した状態を「感極まる」という。
人は「感極まった」ときに涙が流れるものだ。
時には 映画でも ドラマでも 周りの目を気にせず 感動の涙を流してみるのも 良いものだと思う。

(6月下旬)

大人になると人前で泣くのは難しいです。なんででしょうね。

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