コラム｜10月
尾道・松永の美容院・美容室 Ravish（ラヴィッシュ）

コロナ禍の収束もなかなかみえないまま 3年の月日が経とうとしている。収まりかけてはまた広がり 収まりかけてまた広がりを繰り返してきた。もう嫌になってしまう。

完全に無くなるわけではないのだろうから コロナ禍以前の生活に徐々に戻していく必要はあるのだろう。しかし 健全な私のような人は それでも良いのだろうし そうしていくべきだと思っていても 基礎疾患のある方々や 高齢の方々は やはり重症化のリスクを心配している方々も居られるわけだから 健全な我々だけの感覚だけで 簡単に何もかも解除にするのも 少し違うのかな？と思う。

さて今年もあと2ヶ月ほどになりました。年々一年の早さを実感している（汗）そんな中 ここ最近 私が子供の頃に活躍していた方々が 相次いで亡くなっておられる。ここ最近では アントニオ猪木氏もその一人である。
以前 アントニオ猪木氏が書かれた詩集を読んだのを思い出して その中のいくつかを紹介したいと思う。

■《馬鹿になれ》
馬鹿になれ
とことん馬鹿になれ
恥をかけ
とことん恥をかけ
かいて恥かいて
裸になったら
見えてくる
本当の自分が
見えてくる
本当の自分も
笑ってた…
それくらい
馬鹿になれ

■《歩け！》
どんなに
道は険（けわ）しくとも
笑いながら
歩け！

■《それでいい》
心の赴（おもむ）くままに
勝手気ままに生きてきた
人は言う
「誰もがうらやむ人生だ」と…
世の中そんなに甘くない
幾度　頭を下げてきたことか
幾度　涙を流してきたことか
その度ごとに
惨めな自分と出会ってきた
その度ごとに尖（とが）った自分が削られてきた
でも人間は
坂道を登っている時には
頭を下げ下げ
歩いていくもんだ
それでいいんだよ

  
■《人が好き》 
若い時
人の欠点ばかりが見える
年齢（とし）を重ねた時
人の良さが見える
さらに年齢の重みを感じたいま
その両方が素晴らしく思えた
だから俺は人が好き

私は別にアントニオ猪木のファンでもないのだが あれほど輝いた人でも その裏には人知れぬ努力があって だからこそ アントニオ猪木の周りには人が集まり 慕われ 人を魅了してきたんだな！と改めて思わされた

水は低いところに集まる。人の一番下に心を置いて居るからこそ 人が集まるまた水は方円の器にきっちりと収まるものだ！「郷に入れば郷に従う」。そんな水のような心を持っていた人物なのかもしれない！
こういう生き様を 少しでも学ばせてもらいたいものだ。

当店では以上の点に注意と意識をしながら 通常通り営業させて頂いております。
不安のある方も居られると思いますので 記させて頂きました。
こんな中ですので 皆様方の気持ちのリフレッシュに繋がるよう 今 美容師の私に出来る事を精一杯させて頂きます。

命より大切な物は無いと思います。自分は大丈夫！とか自分さえ良ければ良い！等という行動は慎んで 自分の命 自分の大切な人の命を守る行動もしましょう！ そしてこの騒動が一日も早く収まる事を願って 今自分に出来る事をして そう遠くない未来が明るいものなるように努力を重ねて行きましょう。

(10月下旬)

戦う相手はいつも自分自身。だとすると戦おう、勝つのはどちらも自分だから。

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