コラム｜2023　立春
尾道・松永の美容院・美容室 Ravish（ラヴィッシュ）

2月4日に立春を迎えたが まだまだ寒い日が続いている今日この頃。2023年が明けてから 早くも2ヶ月が終わろうとしている。
今年度 卒業を迎える 中学生と高校生は 3年間の学校生活が 全てコロナ禍の中での 学校生活だったわけで 貴重な3年間の学校生活が 決して有意義な時間では無かったであろう。
しかし この3年間だからこそ学べたことや コロナ禍の中で新しく取り組めた事もあったと思う。その事を将来に役立たせていってもらいたものである。

さて 人間には色んな欲があるが 自分の思い描く事が 叶うか叶わないかというのには 明らかな差があるとされる。それは何かと？というと 願っている本人の個人的な喜びを満たす程度の願望か それとも他者の幸せに繋げようとすることとの差であると聞く。
成功者と言われる方々のほとんどが このような 自分のメリットだけを考える「利己の心」よりも 自分の事よりも 他人の為にと考える 「利他の心」を使う人が多いといわれる。

「利己の心」で判断しようとすると 自分だけの得や利益を追求してしまうため 目先の損得勘定を働かせる事になってしまうようだ。 一方「利他の心」での判断の際には 自分にとっての目先の損得よりも もっと大きな目的の為に 広い視野と深い思考から 物事を捉えられることになるようだ。

家族、恋人、友人たちの力になりたいという利他の心は 誰しもあると思う。私たちの潜在意識の中には じつは「利己の心」と「利他の心」の両方があるようだ。
その潜在意識に深く根付く「誰かの役に立ちたい」という本能に従うと 自分の幸福も着実に拡大していくように思うのである。

ケンタッキーフライドチキンの創設者である カーネル・サンダース氏は 65歳で年金生活を捨て事業を興し ケンタッキーを世界企業にまで成長させた。
そのカーネル・サンダース氏が常に考えていた事は 「どれだけ顧客を満足されるか」だったようだ。
各地の支店を抜き打ちで訪れ 勝手に安い素材を仕入れたりして経費を浮かせていないか等 チェックして回ったとされる。「お金は 顧客の満足度に応じて入ってくる！」という事である。

また「お金」「仕事」「健康」という指標は 人間関係がうまくいけば 自動的に全てがうまくいくと言われる。
お金や仕事をもたらすものは　他でもなく周囲の人たちだからだ！　さらには健康の善し悪しも人間関係と連動するとされる。
病気の大本は ストレスによて免疫が下がることによって引き起こるとされる。そしてそのストレスのほとんどが 人間関係によるものが多い。
「人の幸せ＝自分の幸せ」になると 人間関係が良いように整いだすといわれる。

利己の心を抑え 利他の心を心に刻み 人間関係を整えていきたいものである。

当店では以上の点に注意と意識をしながら 通常通り営業させて頂いております。
不安のある方も居られると思いますので 記させて頂きました。
こんな中ですので 皆様方の気持ちのリフレッシュに繋がるよう 今 美容師の私に出来る事を精一杯させて頂きます。

命より大切な物は無いと思います。自分は大丈夫！とか自分さえ良ければ良い！等という行動は慎んで 自分の命 自分の大切な人の命を守る行動もしましょう！ そしてこの騒動が一日も早く収まる事を願って 今自分に出来る事をして そう遠くない未来が明るいものなるように努力を重ねて行きましょう。

(2月下旬)

「お金」「仕事」「健康」は人にとって重要なバロメーター。これらが満たされていると心も豊かになるみたい。

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